活動報告

卓越大学院プログラムGD2年永妻志問さん(山口研)が「トッテン氷河域における高EPS生産生物の探査」というテーマで第66次南極地域観測隊に参加し、プロジェクトリーダー実習を実施しました

卓越大学院プログラムGD2年永妻志問さん(山口研、松江高専出身)が、第66次南極地域観測隊の夏隊同行者(レグ2)として、2025年2月22日から2025年4月6日にかけて「トッテン氷河域における高EPS生産生物の探査」というテーマでプロジェクトリーダー実習を実施しました。本実習では、融解が加速するトッテン氷河域にて海水サンプルを採取し、自身の研究知見に基づいた分離培養手法を介して高EPS生産生物の探査を行いました。

乗船した南極観測船「しらせ」では、多様な専門領域から構成される観測隊員および海上自衛隊員と共に生活し、歴史ある南極観測事業に従事する責任感や熱意に心揺さぶられる日々を過ごしました。今回の実習にて得られた知識やマインドセットは、研究活動のみならず、今後の人生設計においても極めて貴重で有意義なものになると確信しています。

トッテン氷河沖にて海洋観測の様子

南極観測船「しらせ」にて