活動報告

卓越大学院プログラムGD4年 橋本裕朔さん(宮下研)が「パウダーベッドフュージョン式積層造形での複数レーザーが金属材料組織に及ぼす影響の検討」というテーマでプロジェクトリーダー反復実習を実施しました

卓越大学院プログラムGD4年 橋本裕朔さん(宮下研、石川高専出身)が2025年10月19日から11月6日までの約3週間、東金属産業株式会社にて「パウダーベッドフュージョン式積層造形での複数レーザーが金属材料組織に及ぼす影響の検討」というテーマでプロジェクトリーダー反復実習を実施しました。本実習では、複数のレーザーを用いたPBF-LB(パウダーベッドフュージョン金属積層造形)により作製される製品の品質に影響を与える因子の特定に取り組みました。内部欠陥などの品質に影響する因子としてよく知られるレーザーの出力や走査速度に加えて、製品の形状などが表面状態などに影響を与えることが明らかとなり、同プロセスを用いた製品製造に向けた設計の指針を示すための重要な知見が得られました。

金属3Dプリンターによる品質評価用サンプル作製の様子