活動報告
2025年09月04日
卓越大学院プログラムGD2年 樺澤壮太さん(山口研、長岡高専出身)が「極乾燥地域におけるDHSリアクターを用いた灌漑用水生産技術の実証」というテーマで海外リサーチインターンシップを実施しました
卓越大学院プログラムGD2年 樺澤壮太さん(山口研、長岡高専出身)が、2025年6月11日から8月30日まで、チリのUniversidad de AntofagastaのCentro de Bioinnovación de Antofagasta – CBIAにおいて、「極乾燥地域におけるDHSリアクターを用いた灌漑用水生産技術の実証」というテーマで海外リサーチインターンシップを行いました。実習の舞台であったチリ北部は年間降水量が10ミリにも満たない世界一の乾燥地帯であるアタカマ砂漠が広がり、深刻な水資源問題が生じています。実習機関では、下水から高品質の灌漑用水とバイオ肥料を作ることを目的として、DHSリアクターと藻類による環境浄化を組み合わせた水処理実証研究に取り組みました。今後は、本技術の改良と社会実装を目指し、現地研究者との共同研究として継続的に発展させていきます。
微細藻類の培養池 |