活動報告
2024年07月02日
卓越大学院プログラムGD4年遠藤浩毅さん(髙橋(勉)研)が、「棒状粒子懸濁液における低ワイゼンベルグ数流れ場での粒子配向挙動の解析」というテーマで海外リサーチインターンシップを実施しました
卓越大学院プログラムGD4年遠藤浩毅さん(髙橋(勉)研、仙台高専、名取キャンパス出身)が、フランスの南ブルターニュ大学ロリアンキャンパス、DUPUY DE LÔME RESEARCH INSTITUTEにて2023年10月1日から2024年2月22日の約5か月間の海外リサーチインターンシップを行いました。こちらの研究ユニットでは主に複合材料が大きなテーマとなっており、アカデミックな研究のほかに、外部研究機関と現地企業と共同で新たな複合材料の開発を遂行されています。本プロジェクトでは、よわい粘弾性液体中に存在する棒状粒子がせん断流動により粒子配向する挙動をマクロ的な視点でモデル化し、数値シミュレーションに解析検討を行いました。この研究の発展として、広範な粘弾性領域における粒子の配向挙動を解明し、粒子複合材料に関する新たな知見を得られることが期待されています。
教授方との写真(左 Prof. Gilles Ausias、右 Prof. Julien Ferec、中央 GD4遠藤) |